2008年05月12日

1.荷物を減らす(つづき・最終回)

1.荷物を減らす(つづき)

★雨具

 雨具の選択は、登山スタイルというか、思想の問題がからみます。どんな登山スタイルをとるか、山に対して何を求めるかによって、雨具の選択に影響するからです。例えば、絶対に濡れるのが嫌という人と、多少濡れても探検したい人とでは、持っていく雨具が違ってきます。適正な雨具については、後日、メーカー別や山行別に解説していきましょう。

 ただ、言えることは、ゴアテックスクラスの雨具でないと意味がないということは覚えておいてください。つまり、防水性と透湿性を両立させている雨具ですね。水蒸気は通すが雨は通さないという雨具です。ゴアテックスの他に、ドライテックとか、ミクロテックスなんてのもあります。重さは、最軽量の300グラムから1キロもするものがあります。豪雨の中を覚悟していくケースと、万が一の備えでは、もっていくものが違ってきますし、ポケットの有無も重要です。ポケットはあれば便利ですが、浸水しやすくなります。

 あと、ゴアテックスクラスの雨具は消耗品であるということも知られていません。10回くらい豪雨に使えば、機能は大幅に低下します。2万円もする雨具が、20回使って終わりだとすると、1回の使用価格は1000円となります。つまり、雨天の山行は、かなり金食い虫なんですね。それでも雨天に出発するという人もいるし、少しでも天気が悪そうなら山はやめるという人なら、ゴアテックスに拘らなくてもよいという考え方もあります。


★服装

 意外に重いのが服装ですが、一枚一枚重くても組み合わせによって総体的に軽くなる可能性があるのも服装です。あと、防寒で圧倒的に軽いのがフリースです。ただ、フリースは風に弱いので風をシャットアウトするための服が必要になりますが、それこそゴアテックスの雨具が最高です。しかし、雨具を消耗させたくないという方ならゴアテックスのウインドストッパー付のフリースもあり、それを装備していれば雨具はいりません。

 夏山なら新素材の速乾素材の下着が欲しいところです。これについては、後日、詳しく解説することにしましょう。秋山の場合は、寒さ対策も必要ですし、春山の場合は、雪対策および冷雨対策も必要になります。


★ライト

 ライトは必需品ですが、登山用の場合は防水性のヘッドライトを常にザックに入れておく必要があります。これも軽くて性能が良い物がでています。後日、詳しく解説しましょう。


★携帯電話

 昔は、アマチュア無線が必携でした。どんなに偉そうに登山論をぶっていてもアマチュア無線をもってないヤツは、山の素人であるとみられたものです。アマチュア無線を持参してない登山ガイドがいたとしたら、もぐりではないかと疑ったものです。

(しかし、今でも、そういう見方は無いことはないです。もしアマチュア無線の免許を持ってないガイドがいたとしたら、疑ってもよいかもしれません)

 それほどアマチュア無線は、重要度の高いパーツだったのですが、今は、たいていのところは携帯電話で代用がきくようになりましたから便利になったものです。携帯電話は、万が一の事故にあったときに絶対に必要なものです。絶対に持っていきましょう。
posted by マネージャー at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 初心者のための登山入門

2008年05月10日

1.荷物を減らす(つづき)

1.荷物を減らす(つづき)

 荷物の減らし方についての続きです。

 楽な山登りは、ある程度、お金で買えます。つまり、金にものを言わせて、登山グッツを買えば、いくらでも楽な山登りが可能なのが、今の世の中です。当然のことながら荷物の重さの減らし方も、登山グッツの選択によって可能となります。といっても最低限、必要な荷物と言うものもあります。具体的に言えば、

★地図
★水
★非常食
★食料
★ザック+ザックカバー
★登山靴
★雨具
★服装
★ライト
★携帯電話

です。それでは、一つ一つを検証していきましょう。

★地図

 一番良いのは、昭文社のエリアマップか、ヤマケイ登山地図帳です。昭文社のエリアマップの良いところは、雨に濡れてもダメにならないところです。そして、更新の度合いが高いことと、コースタイムが、比較的ながくとられているところです。もちろん、執筆者によっては、無茶苦茶なコースタイムを設定していますから、要注意ではありますが。

 ただ、もっと軽くするならば、山を絞ってコピーしておけば、もっと軽くなります。ただ、コピーの欠点として、紙質上、雨に弱くなりますので、濡れないための工夫が必要になります。


★水

 一番軽いのは、市販のペットボトルの飲料です。山行にもよりますが、500ミリリットルのペットボトルを3本も用意しておけば、問題ないでしょう。そのさい、3本とも中身の種類を替えておくことです。

 1本目はアミノ酸系のサプリメントを用意しておきます。これは、主に登りはじめに使います。登りはじめに使うことによって筋肉疲労が防げます。

 2本目以降は、何でも良いですが、最後の1本だけは、水かお茶にしておきましょう。理由は、怪我したときに必要になるからです。つまり、1本はアミノ酸系のサプリメント、1本は水にしておき、あとは好みで良いということです。


★非常食

 非常食とは、食べないで持って下山するための食料です。つまり遭難の時しか使わないものです。これも必需品ではありますが、軽量化のためにハチミツキャンディーや「脳はぶどう糖」という便利なタブレットが良いでしょう。特に、ぶどう糖は、肉体疲労が極限に達した時に、ものすごい威力を発します。漫画ポパイのホウレンソウみたいなもので、すごい勢いで回復していきます。


★食料

 食料は、食べると無くなります。そういう荷物なので、重くても良いという考えがありますが、実は、これがなかなか重いのです。ですから、軽量化の手段としては、甘い物とセットにすると小量ですみます。山小屋でカップ麺を食べられるのであれば、それを補助食品にするということも考えてよいでしょう。「脳はぶどう糖」やアミノ酸系サプリメントも補助食品にするということも考えてよいかもしれません。


★ザック+ザックカバー

 ザックは、案外重たいです。しかし、ここで注意する必要があるのは、軽さだけで選ぶとかえって担ぎにくくて疲労を早めます。適正にザックについては、後日、メーカー別や山行別に解説していきましょう。


★登山靴

 登山靴も重いんです。しかし、登山靴も軽さだけで選ぶとキケンですので、適正な登山靴については、後日、メーカー別や山行別に解説していきましょう。


つづく
posted by マネージャー at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 初心者のための登山入門

2008年05月09日

初心者のための登山入門2

初心者のための登山入門2

1.荷物を減らす

「あたりまえじゃ」という声が聞こえてきそうですが、案外、この重要性が理解できてない場合が多いです。初心者にとって、余計な5s増えると疲労度が3割アップになります。そして、この場合の荷物とは、背負っているものに限りません。服の重さ、ザックの重さ、靴の重さ、カメラの重さ、水の重さ、弁当の重さも重要になります。

 意外に重いのが、ザックの重さに靴の重さです。

 ただし、山によっては、重いザックに、重い靴を履く必用がでてくる場合があります。ですから、山によって適切な道具を選ぶことが必用になってきます。それから服。

「服なんて重いの?」

と不思議に思うかもしれませんが、服だって何着も持って行けば重くなりますし、素材によって重い服というのもあります。また、かさばる服を持って行けば、それだけ大きいザックが必用になり、ザックの重さを増やします。つまり、組み合わせによって重量の増減が決定されるのです。

 分かりやすい例をだしましょう。

 テント泊の夏の山登りをするために、寝袋と雨具とフリースが必用だったとします。雨具は、雨が降った場合のために必用ですし、寝袋は寝るときのために必用です。フリースは、急な寒波対策に必要です。しかし、これを全部持参するには、かなり巨大なザックが必用になり、ザックや靴の重量が増えます。
 そこで、寝袋を廃止し、雨具とフリースだけで寝袋の代用にするのです。でも、それだけだと寒いので、サーモスタットの特殊素材の下着を着ます。それだと暖かくて余計な荷物が減りますし、何日も着ていても、臭くなりません。つまり下着の枚数も減らせます。


つづく

↓ブログの更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング




posted by マネージャー at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 初心者のための登山入門

2008年05月07日

初心者のための登山入門1

初心者のための登山入門1

 初心者のための登山入門の連載を開始します。
 初心者にとって登山で重要なことは
『楽に登る』ことです。
 そして楽に登る方法は、いくらでもあります。
 以下、登る方法を箇条書きに書いてみましょう。

1.荷物を減らす
2.ゆっくり登る
3.歩幅を小さくのぼる
4.体温調節をする
5.登りはじめの30分を重視する
6.呼吸を調整する
7.大休止よりも小休止を数多くとる
8.団体の場合は、なるべく前から2番目の位置にいる
9.アミノバイタル(またはバーム)を使用する

では、具体的に解説していきたいと思います。
posted by マネージャー at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 初心者のための登山入門