4.体温調節をする
暑くなったら服を脱ぐ、寒くなったら服を着る。これを体温調節と言います。と、書くと「なーんだ」と思われるかもしれませんが、これがとても重要なのです。
登山の大敵は、汗です。汗をかかないためにも体温調節を行います。多量の汗は、体が水を欲します。でも、水をガブ飲みすれば疲労が増します。それに、大量の汗をかくということは、大量の水をのむということでもあり、それだけ持って行く水が増えて荷物が重くなるということでもあります。
また、汗で濡れた服は容赦なく体温を奪い衣類を臭くします。また、汗によって塩分を放出することによって、体調を崩す元にもなります。ですから汗は登山の大敵なのです。だいたい、汗だらけのシャツを着ていたら体がも心も気持ち悪くなってしまいます。
ですから、汗をかきそうだなと思ったら体温調節することです。具体的にいえば、服を脱ぐのです。目安は、登りはじめてから10分〜20分くらいのところで服を脱ぎ、1時間後にまた脱ぐというかんじです。
さて、ここで体温調節のコツみたいなものを伝授しましょう。
山によって持って行く服やザックなどに工夫をつけるのです。山というものは、真冬であっても、登りはじめると30分くらいで、体中がポカポカになるものです。ですから、どんなに寒くてもスキーウエアで山登りする人はいません。着脱の容易な『ヤッケ』と言われるウインタージャケットを着て登る人が大半です。そしてヤッケの下には、シャツ1枚だけだったりします。
しかし、登っている時は、暑いくらいでも、立ち止まると急に寒くなるものです。その時、もし、体温調節に失敗してシャツが汗で濡れてしまっていたら死の一歩手前にいるようなものです。ところがです。世の中には便利なものがありまして、多少ぬれても大丈夫という特殊繊維で作られたシャツがあるのです。これを持って行くことを私はおすすめしていますが、この特殊繊維で作られたシャツというものが、星の数ほど種類があって、どれを選択して良いか迷います。この選択については、後日、種類別に解説してみましょう。
話が長くなりましたので、つづきは、明日アップします。
つづく
2008年05月16日
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