ザックの種類
1.小荷物だけの場合
■風呂敷
かって風呂敷は、軽いハイキングに大変重宝しました。使い方としては、おにぎりと水を細長く包み、腰に巻いて歩きます。新潟では、おにぎりでなく笹団子を風呂敷に細長く巻いて腰や肩にぶらさげて歩きました。昔は、水は山の湧き水で補給したものですが、今は、便利なミニペットボトルがあります。
風呂敷の良いところは、弁当を食べるときに、お尻に敷けることと、弁当を食べ終わった後は、折りたたんでポケットにしまえるところです。ですから2〜3時間のハイキング(あるいは散歩)にもってこいです。なにしろ荷物になりませんから、こんな便利なものはありません。そのくせ怪我したときに大活躍するのも風呂敷だったりします。
■ウエストバック
ウエストバックも、2〜3時間のハイキング(あるいは散歩)に大変に重宝します。ただし、風呂敷とちがって、弁当はしまえないので、風呂敷とセットで持っていくとよいでしょう。コツとして、大きなウエストバックは、使用しないことです。中に入れるものも、メモ帳や財布やデジカメなどの小間物に限定したほうが良いでしょう。
■ヒップバック
ヒップバックは、ウエストバックよりも大きなものを入れられます。但し、思いものになるとダメなので、その場合はあきらめてデーバックを採用した方が良いかもしれません。ただし、ヒップバックには、デーバックにないメリットがあります。上半身が身軽になることです。尾瀬などの湿原の木道を軽く歩く場合は、このヒップバックが便利だったりします。あちこちに山小屋があり、なんでも買えるような場所であれば、重い食料や水を担いで移動するより、軽装で木道を散歩するほうが楽しいものです。そういう場合は、地図とデジカメとメモ帳と図鑑と財布だけをヒップバックに入れて、ゆっくり散歩を楽しむのもいいものです。
■ワンショルダーバック
ウエストバックも、ヒップバックも、小さすぎるという人には、ワンショルダーバックが良いかもしれません。忍者の刀のように、斜めに背負う肩掛けカバンのことです。このワンショルダーバック、意外に身体のピッタリとなじみ、肩に負担がかかりません。それにワンショルダーであるために肩にかけたまま、反対側の手でファスナーを開閉できるために、緊急時に重宝します。動物や野鳥を追いかけている時は、デーバックよりも、ワンショルダーバックの方が、圧倒的に便利です。
デーバックの場合は、いざという時に、背負っているカバンをいったん前におろして中から物を取り出さなければなりませんが、ワンショルダーバックの場合は、背負ったままものを取り出せたりしますから本当に便利です。しかも、ファスナーが斜めに大きいために、荷物がとりだしやすく、大きな地図も入れやすくなっています。
■デーバック
デーバックとは、日帰り登山用の小さなソフトザックのことを言います。最近では、百円ショップでも五百円くらいで売られるようになりましたので、どこでも簡単に手に入れられます。2〜3時間のハイキング(あるいは散歩)なら、それでも充分かもしれません。ただ、本格的な日帰り登山に行くのであれば、高い値段であっても登山ショップで買った方が無難です。登山ショップで売られているデーバックには、撥水加工がされていますし、楽に担げるような工夫がされています。ようは、金で楽な登山が買えるわけですから、買っておいた方が、お得です。ザックの性能は、年々進化しています。30年前のザックなんて担げたものではありません。最新型の性能の良いザックを手に入れるにこしたことはないのです。
さて、デーバックを選ぶコツですが、どんな登山かによって選び方が違ってきますので、その違いについては後日、詳細を述べたいと思います。
2008年05月23日
2008年05月22日
ザックの種類
ザックの種類というか、山に持っていくバックとして大雑把に分けると下記の分類になると思います。
1.小荷物だけの場合
■風呂敷
■ウエストバック
■ワンショルダーバック
■ヒップバック
■デーバック
2.構造からみたザックの種類
■パネルローディング式ザック
■トップローディング式ザック
■二気室ザック
3.容積からみたザックの種類
■日帰ザック
■小屋泊用ザック
■テント泊用ザック
4.用途からみたザックの種類
■アタックザック
■サブザック
■縦走ザック
■キスリング
■探検用ザック
■沢用ザック
■岩用ザック
■雨天用ザック
5.フレームを使用した特殊ザック
■フレームザック
■カメラバック(各種)
■背負子
たくさんあって何だか分からなくなると思いますが、ここでは、斜め読みにしてください。読んだ内容を忘れてしまっても何ら問題はありません。たとえ忘れたとしても、登山ショップに行って、実際にザックを手に取ってみると、忘れたはずの内容を思い出してくるものです。では、個々の解説にうしってみましょう。
つづく
1.小荷物だけの場合
■風呂敷
■ウエストバック
■ワンショルダーバック
■ヒップバック
■デーバック
2.構造からみたザックの種類
■パネルローディング式ザック
■トップローディング式ザック
■二気室ザック
3.容積からみたザックの種類
■日帰ザック
■小屋泊用ザック
■テント泊用ザック
4.用途からみたザックの種類
■アタックザック
■サブザック
■縦走ザック
■キスリング
■探検用ザック
■沢用ザック
■岩用ザック
■雨天用ザック
5.フレームを使用した特殊ザック
■フレームザック
■カメラバック(各種)
■背負子
たくさんあって何だか分からなくなると思いますが、ここでは、斜め読みにしてください。読んだ内容を忘れてしまっても何ら問題はありません。たとえ忘れたとしても、登山ショップに行って、実際にザックを手に取ってみると、忘れたはずの内容を思い出してくるものです。では、個々の解説にうしってみましょう。
つづく
ザック(リュックサック)選びについて
ザック(リュックサック)選びについて
正直言いまして、何がよいとは、一言でいえません。何度も言いますが、一人一人のライフスタイルが大きく影響してくるからです。例えば、私は標高1200メートルの北軽井沢に住んで、宿業を営んでいますが、気分次第で、いつでも気軽に日帰りで山に登れるために、ザックの善し悪しに無頓着になってしまっています。
ペンションとユースホステルをやっていては、長期縦走は夢のまた夢ですし、近場の日帰り登山が精一杯です。しかし、「今日は良い天気だ」と思った矢先に、車を15分も走らせれば登山口に到着する立地なために、ザックの善し悪しに拘らずとも十分に快適な登山ができるからです。ザックどころか、雨具にもこだわりません。晴れたら何時でも登れるという自営業の身軽さをもっているために、ちょっとでも天気が怪しかったら登らない贅沢を選べるからです。
でも、大半の方は、そうはいかないはずです。私も、勤め人時代はそうでした。わずかな休日のうちの何割かを山にあてるために、多少天気が悪かろうがでかけたし、長期縦走も何度も行いました。そういう場合は、雨具にもこだわったし、ザックにもこだわりました。
ちなみに勤め人時代の私は、ザックだけで10種類持っていました。30リットルから120リットルまで持っていました。それを山によって季節によって使い分けました。場合によっては、背負子を担いだこともありましたし、フレームザックで山にいったことも、カメラバックで山にいったこともあります。どんな山行かによって、持っていくものがまるっきり違っていました。
その経験からいうと、ザック(リュックサック)選びについて語る前に、どんなザックがあるのか、知っておいた方が良いと思いますので、まず、どんなザックがあるのかを説明してみましょう。
正直言いまして、何がよいとは、一言でいえません。何度も言いますが、一人一人のライフスタイルが大きく影響してくるからです。例えば、私は標高1200メートルの北軽井沢に住んで、宿業を営んでいますが、気分次第で、いつでも気軽に日帰りで山に登れるために、ザックの善し悪しに無頓着になってしまっています。
ペンションとユースホステルをやっていては、長期縦走は夢のまた夢ですし、近場の日帰り登山が精一杯です。しかし、「今日は良い天気だ」と思った矢先に、車を15分も走らせれば登山口に到着する立地なために、ザックの善し悪しに拘らずとも十分に快適な登山ができるからです。ザックどころか、雨具にもこだわりません。晴れたら何時でも登れるという自営業の身軽さをもっているために、ちょっとでも天気が怪しかったら登らない贅沢を選べるからです。
でも、大半の方は、そうはいかないはずです。私も、勤め人時代はそうでした。わずかな休日のうちの何割かを山にあてるために、多少天気が悪かろうがでかけたし、長期縦走も何度も行いました。そういう場合は、雨具にもこだわったし、ザックにもこだわりました。
ちなみに勤め人時代の私は、ザックだけで10種類持っていました。30リットルから120リットルまで持っていました。それを山によって季節によって使い分けました。場合によっては、背負子を担いだこともありましたし、フレームザックで山にいったことも、カメラバックで山にいったこともあります。どんな山行かによって、持っていくものがまるっきり違っていました。
その経験からいうと、ザック(リュックサック)選びについて語る前に、どんなザックがあるのか、知っておいた方が良いと思いますので、まず、どんなザックがあるのかを説明してみましょう。

